プロフィール

霄

Author:霄
女、成人
Twitter:@sooo_ra

since 2012.03.09
カテゴリ
最新記事
全記事表示リンク
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR
世に棲む日日1~4
   

世に棲む日日1~4 司馬遼太郎著 文春文庫

あらすじ(裏表紙参照)
1 嘉永六(1853)年、ペリーの率いる黒船が浦賀沖に姿を現して以来、攘夷か開国か、勤王か佐幕か、をめぐって、国内には、激しい政治闘争の嵐が吹き荒れる。この時期骨肉の抗争をへて、倒幕への主動力となった長州藩には、その思想的原点に立つ吉田松陰と後継者たる高杉晋作があった。

2 海外渡航を試みるという、大禁を犯した吉田松陰は郷里の萩郊外、松本村に蟄居させられる。そして安政ノ大獄で、死罪に処せられるまでの、わずか三年たらずの間、粗末な小屋の塾で、高杉晋作らを相手に、松陰が細々とまき続けた小さな種は、やがて狂気じみた、すさまじいまでの勤王攘夷運動に成長し、時勢を沸騰させてゆく。

3 狂躁の季節がきた。長州藩は既に過激派の高杉晋作をすら乗りこえ藩ぐるみで暴走をかさねてゆく。元治元(1864)年七月に、京へ武力乱入し壊滅、八月には英仏米蘭の四カ国艦隊と戦い惨敗・・・・・・そして反動がくる。幕府は長州征伐を決意し、その重圧で藩には佐幕政権が成立する。が、高杉は屈せず、密かに反撃の機会を窺っていた。

4 動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し・・・・・・。わずか八十人で兵を挙げた高杉晋作のクーデターは、きわどく成功する。幕府は、慶応二(1866)年、この長州藩を圧し潰そうと、天下の兵を糾合し、藩の四境から進攻するが、時運はすでに移り変わっていた。維新の曙光を認めながら、しかし高杉はもはや死の床にあった。

以下、感想。

私、司馬遼太郎さんの本が好きで「燃えよ剣」とか「竜馬がゆく」とか色々読んでるんですけど、
同じ幕末でも違う視点で書かれた本を読むと、
あの時こっちではこんなことしてたんだ~といった感じで、より一層理解が深まって面白いです。

今回読んだ「世に棲む日日」は長州藩の話。前半は吉田松陰、後半は高杉晋作がメインですね。

吉田松陰のことはあまり知らなかったので、読んでて面白かったです。
ものすごくプラス思考な人ですね。見習いたいぐらいです。
ただあんなに若い時に亡くなってるとは思ってなかったのでちょっとびっくりしました。
吉田松陰にしろ高杉晋作にしろ、どうして才ある者は若くして死んでしまうんでしょうね。
高杉晋作が死ぬ最後の場面は思わず涙ぐみました。
4のあらすじの「維新の曙光を認めながら、しかし高杉はもはや死の床にあった。」って部分、
全部読み終わった後だとこのあらすじ読んだだけでも目頭がじわーっとします(笑)

しかし思想ってすごいですね。人と人をつなぎ行動源となり国を変える。
そして、攘夷のために、忠義のために、命をかける志士たちがいる。
「自分も何かやらねば。自分が何とかせねば」
と誰に頼まれたわけでもないのに考え行動する彼らはすごいと思います。
時代が違うというのももちろんあるだろうけど、今とは違う意志というか信念の強さがありますよね。
幕末の志士は本当に熱いです。
彼らが互いに出会ってなかったらどうなってたんでしょう・・・出会いとは偶然か、それとも運命か。


「おもしろき こともなき世を おもしろく」

高杉晋作はどんな下の句を詠むつもりだったんでしょうね・・・・・・。


「世に棲む日日」興味がある人はぜひ読んでみて下さい。
司馬遼太郎さんの本、やっぱりいいなぁ。一通り読みたい。




 ←励みになります(^^)

スポンサーサイト


| 【2010-05-19(Wed) 00:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する